Vol.008　“お伺い”をすることで生まれるメリット３選！

あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
 

・・・という新年のご挨拶が大変遅れて申し訳ございません。
今年はブログ・・・いや、日々の業務全てがレベルアップできるよう、頑張りたいと思います。
 

さて、新年一発目の今回は、当社の技工士が大切にしていることをお伝えしたいと思います。

 
技工士が日々の業務の中で大切にしていることはいくつかあるのですが、その中のひとつ。
『歯科医院様にお伺いをしっかりする』
というものがあります。

歯科医院様がよりスムーズな治療ができるようお伺いをするのですが、それをすることでたくさんのメリットが生まれます。

そこで、過去にあった事例や、お伺いをしてみてどうだったかなど、実際に技工士に話を聞いてみました！

いろんな話が聞けたので、私の知識向上に繋がったのは間違いないのですが、
その中でも『お伺いをすることで生まれるメリット３選！』をお伝えしたいと思います！！
（勝手に私が３つ選んでみました）

 
 

まずは、やはり『治療時間の短縮』です。

送られてきた指示書だけを見て作るのではなく、しっかりと先生から話を聞くことで、患者様の細かい治療計画が聞けたり、お互いの考えを一致させることができ、結果的に患者様の治療時間を短縮することができます。

これまでの経験で製作していますが、お伺いをしたときに「もっと大きい方がいい」と言われたことがあります。その後はデザインでも確認していただき、納品前にも写真で確認していただいて、スムーズな治療ができたと満足していただけました。

また技工士は患者様に直接お会いすることがないので、患者様の状態や治療の進行具合などがわかりません。
お伺いをすることで、見えない患者様を意識することができています。

 
 

次に、『信頼度の向上』です。

お伺いをすると、指示書にはない追加指示などがあったりすることもあります。
これはお伺いすることなく製作してしまうと、納品後にまたやり直しをすることにもなり、結果的に患者様にご迷惑をかけてしまうことになります。

過去に医院様から送っていただいたもので製作を始めたところ、噛み合わせに違和感を感じてお伺いしてみると、本来の噛み合わせ位置とはズレていたということがありました。
そのまま製作すると全く適合しないものを製作していたことになるので、こういうケースで特にお伺いの重要性を感じます。

お伺いをすることで、患者様の歯科医院様への信頼度の向上、また当社と歯科医院様の信頼関係にも繋がっていきます。 
 

 

最後は『技工士としての知識・技術の向上』です。

お伺いの回数を重ねていると、先生から他の症例の意見や、過去のケースで「こういうケースのこういうのは嫌だったなぁ・・』というような話も聞くことができます。

普段から積極的にお伺いをしていくことで、先生とコミュニケーションを取ることができる時間が増え、先生の考えや知識を教えていただくこともあります。

そういう現場での話が聞けることで、技工士の知識や技術の向上に繋がっているだけでなく、お互いの信頼関係も深まり、他の歯科医院様をご紹介いただくということもあります。

 

やっぱり何事もコミュニケーションが大事ってことですよね！