Vol.0015 院長とスタッフの適切な距離感
こんにちは。ワイズデントの山田です。
GWはみなさん、どんな風に過ごされましたか?
前回のブログでも書いたように、人混みが苦手なのでほぼ家でまったりしていましたが、1日だけ温泉に行きました。
都会から離れ、自然の中で温泉に浸かる。
やっぱり温泉はいいですよね〜。
日頃の疲れが癒やされ、リフレッシュできました!
ということで、張り切ってブログも書いていこうと思います!!
院長とスタッフの距離感問題
歯科医院を経営する上で最大のお悩みはスタッフの教育とケアだと思います。
普通の会社でも経営者の悩みは「人」というけれど、歯科医院の場合は特にそうなんです。
まず、歯科医院ってスタッフの確保が難しいんですよね。
だって、誰でもいいわけではないから。
「歯科衛生士」という専門的な知識や技術を持った人、そして採用後その人を歯科医院で活躍してもらうためにその医院独自のルールや働き方などの教育が必要になってきます。
その教育をする過程で問題点や悩みなど院長が直接聞くことも多いかと思うのですが、実はこれが『院長とスタッフの距離感問題』という見えづらい問題を生んでいます。
歯科医院ってほとんどが院長ひとりにスタッフ数人という形態なので、どうしても距離感が近いんですよね。
「院長とスタッフが直接話せる環境ってむしろいいんじゃないの?」
・・・と思うでしょうか。
いえ、残念ながら・・・・・です。
ほら!ブログですら「・・・」で濁すくらいですよ。
院長先生を目の前に、多くの人は否定的な意見や本音をダイレクトに伝えられません。
そうなると結局は悩みや不満が解消されず辞めてしまうということも少なくありません。
そして採用するのはまた一苦労という負の無限ループに!!!
通常の会社だと社長の下に部長がいて、その下に課長がいて、係長がいて…となるところが、歯科医院の場合、経営トップである院長とスタッフがダイレクトに上司部下の関係になるんですよね。
また比較的狭い空間で一日中過ごすことになるので、物理的にも距離が近くなります。
距離が近すぎるのって人間関係においてはなかなか難しいですよね。
もちろん、近いからこその良さもあると思いますが。
男女でもよく聞くじゃないですか。付き合ってる時はラブラブだったのに、同棲始めたとたんにうまくいかなくなった・・・みたいなこと。
やっぱりどんな関係でも、程よい距離感が友好関係を保つポイントだと思うんですよね。
国や県とかでもだいたいお隣や近く同士ってなんか張り合ったり仲悪かったりしませんか?笑
歯科医院で院長とスタッフが適切な距離をとるために
ではどうしたら歯科医院で院長とスタッフが適切な距離をとることができるのか。
それはズバリ『間に誰かおくこと』です。
たとえば事務長とか、スタッフ長とか、そんな中間リーダー的な存在がいることで、スタッフはその人に相談できるし愚痴もこぼせるようになります。
そして院長もダイレクトにスタッフをそれぞれ指導しなくてもそのリーダーに言えばいいんです。
面談も院長がスタッフとそれぞれするのは時間的にも余裕がありませんし、先ほども書いたようになかなか本音を言いづらいので実際の問題点も見えづらくなります。
でも、中間リーダーという存在があれば、お互いの意見がダイレクトでなくワンクッションあることで逆に理解が深まります。
院長と中間リーダーが二人三脚で経営できるようになれば、院長のお悩みもぐっと減ってくると思います。
そんな「間」の人材を確保できるかどうかが歯科医院経営を成功させる上で最大のポイントといってもいいぐらいではないかと思います。
そんな人材いないよ…という方は当社の「事務長代行サービス」をご検討ください。
スタッフ教育や面談などを外注いただけます。
実際に当社の事務長代行サービスを利用している歯科医院様にゲストで出ていただいた動画が、もうすぐスタートする『ハイプロ経営クラブ』の方にもアップされる予定ですので、ぜひ参考にされてみてください。
ハイプロ経営クラブって何?またご入会をお考えの方はこちらをご覧ください→ハイプロ経営クラブとは?