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Vol.013 セクハラの境界線

こんにちは。ワイズデントの山田です。

もうすっかり春ですね〜。
桜はすっかり散ってしまいましたが、今年は久しぶりに花見を楽しんだ!なんて方も多かったのではないでしょうか。
桜の美しさとお酒の美味しさについ釣られて、「やっちゃった・・・」なんて失敗はなかったですか?

私は「今年は」大丈夫だったと思います。
過去を振り返れば失敗だらけですけどね。
でも過去は振り返らないことにしています!(いや振り返って反省しなさい)

「失敗」といえば・・・

歯科医院経営の失敗としてあげられるひとつが「セクハラ」だと思います。


これは歯科医院に限ったことではありませんんが、特に歯科医院は大抵が院長が男性ひとりで、その他のスタッフは女性ばかり。
男性ばかりの職場で働く男性から見たら「なんて羨ましい職場なんだ!」と思われるかもしれません。

ただ、これが実は難しい問題にもなりますよね。
そう「セクハラ問題」です。

女性ばかりの職場ということで、院長先生もこの部分に関してはかなり気を遣われているのではないかと思います。
いまやどこまでがセクハラになるのか、女性の私ですらわからないほど複雑になっています。

歯科医院は大きな組織とは違って、院長とスタッフの距離もとても近く、間に入ってくれるクッション役の人がいない場合も多いので、院長が女性スタッフの扱い方を間違えちゃうと大変なことに!

「直接体に触れる」「性的な言葉を発する」というような典型的なセクハラをする『絶滅危惧種医院』はもうないと信じたいところですが、

今日は、一発アウトではないけれど塵も積もれば山となる『グレーゾーンセクハラ』について書きたいと思います。

院長先生だけでなく、世の男性の皆さま、心当たりがないかぜひチェックしてみてくださいね!

悪気がないグレーゾーンセクハラの3つのパターン

❶よかれと思う親切心からの【思いやりセクハラ】

 「その服かわいいね」「最近きれいになったね」「今日デートなの?いいねぇ」

 えーー!!と思われるかもしれませんが、このように相手を喜ばせようと思って発言した言葉でも、アウトになりかねません。服装や容姿、プラーベートなことに関しては細心の注意を!難しいですね・・・

❷心配したつもりが、ただの空気読めない【無頓着セクハラ】

 「肌荒れひどいね、寝不足なの?」「○○さん妊娠したらしいからみんな気をつけてあげて」

心配して気遣ったつもりが裏目にでることも・・・
まわりに人がいるところでデリケートな発言は要注意。
妊娠の発表などは必ず本人の許可を取ってからに!

❸「女性は」と決めつけて発言する【偏見セクハラ】

何か問題があったときに「女性はすぐ感情的になるから」とか
おやつの差し入れを買ってきて「女性は甘いものが好きでしょ」というもの。

とにかく「女性は」という主語はもう捨てる!くらいの気持ちでいるといいかもですね。

どうでしょうか?
読んでいて気分が重くなってしまったかもしれません。
分かります。書いている私も疲れました・・・。

どれも相手を思ってのことだったりするのに、そんなこといちいち気にしてたら何も話せないよ!!!
と思われたでしょう。
分かります。読み直した私も思いました。

でも、最初にお伝えしたようにこれはグレーゾーン。
相手、または関係性によっては白にもなり黒にもなる。

結局は日頃の関係性に尽きますね。
でもこれは男性側だけが気をつけることでもないですよね。

「それ逆セクハラです!!」

と言われないように、私も気をつけようと思います!!!

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